中国の世界遺産(自然遺産)
- 九寨溝- (1992年)
- 黄龍風景区- (1992年)
- 武陵源- (1992年)
- 三江併流- (2003年)
- 四川省のジャイアントパンダ保護区- (2006年)
- 中国南方カルスト- (2007年)
- 三清山国立公園- (2008年)
武陵源~中国張家界・張家界への旅・張家界旅行・張家界観光・武陵源観光
武陵源(ぶりょうげん)は、湖南省張家界市にある、長家界森林公園、索渓谷自然保護区、天子山自然保護区などの地域からなる自然保護区の総称。1992年より、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録。
武陵源は、その独特の石の柱が立ち並んでいる景観で知られる。その柱は石英で出来ており、石英の含有率はおおよそ75%-95%である。その石柱のほとんどが200m以上あり、場所によってはに300m以上のものも存在する。石英の外に一部ではカルスト地形などの石灰で出来た地形もあり、40ほどの洞窟が確認されている。
植物層も豊かで、中国第一級保護植物が4種、第二級が40種確認されている。動物では28種の国家級保護動物が確認されている。
地元には漢王朝の皇帝がここに住み、崩御したという伝説もある。