西安 観光 ガイド 魅力篇
西安の魅力
周・秦・漢・隋・唐の都が置かれ、3000年もの歴史を誇る古都・西安(長安)。大雁塔や小雁塔など、唐代の建築物が立ち並ぶいにしえの都です。ここでは古来より様々な人物が行き交ってきました。白居易(ハクキョイ)の長恨歌で、『眸(ヒトミ)を巡らして、一笑すれば、百媚生じ、六宮(リクキュウ)の粉黛顔色なし(その微笑みはこの上ない美しさで、後宮のどの女性たちも色あせてしまいます。)』とまで歌われた絶世の美女・楊貴妃もそのひとり。彼女に溺れた玄宗皇帝は国政を疎かにするあまり、ついには国を追われ、楊貴妃の命をも死の淵へと追いやってしまいます。
楊貴妃だけではなく、残虐非道の女帝・則天武后や遣唐留学生として入唐以来、日本の土を踏むことのできなかった阿倍仲麻呂の他、秦の始皇帝や玄奘三蔵、空海などそうそうたる人物が西安の歴史を刻んでいました。
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