資産1億円超の富豪最多は北京市、平均年齢39歳
10月13日、中国在住英国人ジャーナリスト、ルパート・フーゲワーフ氏による「Hurun Report(胡潤百富)」で「2009年中国富豪ランキング」が発表された。これによると、中国で資産1000万元(約1億3000万円)以上の富豪が最も多い省・直轄市・自治区は北京市で、全国の17%超を占めていることがわかった。
調査は香港・マカオ・台湾地区を除く全国31の省・直轄市・自治区で行われた。資産1000万元以上の「千万富豪」は全国で82万5000人。自治体別に見ると、多い順に1位・北京市(14万3000人)、2位・広東省(13万7000人)、3位・上海市(11万6000人)、4位・浙江省(11万人)、5位・江蘇省(5万9000人)、6位・福建省(3万1000人)、7位・山東省(2万8000人)、8位・遼寧省(2万6000人)、9位・四川省(2万1000人)、10位・河南省(1万4000人)だった。さらに、資産1億元以上の富豪も全国に5万1000人いることがわかっている。
フーゲワーフ氏によると、「中国では一時に財をなす機会が欧米諸国よりも多い」。さらに、「千万富豪」の平均年齢が39歳であり、昨年ランクインした富豪よりも、余暇を楽しむことに重きを置く傾向が見られたことも明かした。休暇の日数、余暇の過ごし方の多様化ともに、それを反映していたという。
なお、個人別のランキングでは、ウォーレン・バフェット氏が出資する比亜迪汽車(BYD)の王傳福(ワン・チュアンフー)氏が総資産350億元(約4550億円)でトップ。今回は上位10人のうち7人が新顔で、99年の集計以来、初の変動幅となったという。事業別では、以上のトップ10のうち不動産開発業経営が8人にのぼった。
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