西安人材事情:
高度な技術力:西安には約50の大学、500の大中型研究機関(その中の30は国家級)がある。これらに携わる技術者の数は38万人で、これは北京、上海についで中国第3位であり、人口比では中国第1位である。また、西安は中国で最初の国産コンピュータ、最初の民間用飛行機、最初の集積回路、最初のカラーブラウン管、最初の電子顕微鏡などが開発されたところであり、西安の技術が中国に果たしてきた役割は大きい。
大学教育:西安にある約40の大学(西安交通大学、西安電子科技大学、西北工業大学、西北大学、第四軍医大学のような名門国立大学や、中国建国後初の私立大学、初の女子大学でもある西安培華女子大学など)がある。そこからは毎年3000人以上のソフトウェア技術者が卒業している。さらに中国各地の大学を卒業したソフトウェア技術者の多くが西安に集まってくる。中国の大学のコンピュータ教育は即戦力として使える技術者の養成に力を入れており、市販の開発ツールなど、実践的なことに重点を置いて教えている。従って大学を卒業したばかりの即戦力としての能力は高い。
教育レベル:西安は歴史的にも中国の文化の中心として、古代より教育に力を入れてきた地域である。現在も教育に対する熱の入れ様は相当なもので、中国トップクラスの教育水準を誇る。さらに、この地域のモラルが非常に高く、優秀で真面目な人材が多い。
賃金:西安の物価は中国全体から見ると下の方で、食料品、家賃、給料、交通費などは北京や上海の約半分である。このため、近年では人件費の低さに注目した外国企業の西安進出が目立っている。特に台湾、ドイツの進出が著しいが、日本企業がほとんど進出していないことは残念である。
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