方氏は1961年生まれの48歳、天津市出身。深セン大学講師を経て92年よりCCTVの番組制作に参加、95年より看板ニュース番組『新聞聯報』に続く人気報道番組『焦点訪談』の司会を長期にわたって務めた。2003年に上海の東方衛星テレビに移籍し、経済ニュースの司会の他にニュース解説委員やプロデューサーとして活動し、06年末に退職し、テレビの前から姿を消した。報道によると、今月11日に方氏は詐欺容疑で河北省の警察に身柄を拘束されたという。詐欺の内容は、2006年2月自らの地位を利用して河北省の有名即席ラーメン食品企業である河北今麦郎有限公司から120万元(約1600万円)の借款契約をむ結び現金を借りたが、期限になっても返済せず行方をくらました為と伝えられている。その後借金を返済したことから、すでに保釈されているとのことで、一部のメディアでは方氏が保釈後のインタビューを受けた際に「もう過ぎたこと。何も話したくない」と答えたことも合わせて伝えられた。
中国中央テレビ(CCTV)の人気報道番組「焦点訪談」の司会を長年務めた方宏進氏が詐欺容疑で逮捕されていたことが伝えられ、注目が集まった。19日更新の中国大手検索ワード百度(Baidu)の「検索ワード人気上昇ランキング」に「方宏進」が登場した。
かつてはCCTVのゴールデンタイムを飾り「名嘴」(名司会者)と呼ばれ人気が高かった方氏の逮捕は、ネット上で大きな反響を呼んでいる。百度にも専用の掲示板が立てられ、失望や驚きの声とともに批判コメントが相次いでいる。また、他の企業からも同様に借金がありその額は800万元(約1億600万円)にも上っているいう情報や女性関係などの醜聞に関する噂も出てきている.
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